TOPIKを終えて、それでも韓国語を続ける理由

TOPIK

TOPIKは結果よりも過程を残してくれた

いよいよ迎えたTOPIK当日。

私はあえて、できるだけ小さめの試験会場を選びました。

会場の雰囲気に飲まれて緊張しないためです。

当日はかなり早めに到着し、

近くのカフェで最後の復習と確認をしました。

新しいことは何もしない。

ただ、これまでやってきたことを静かに思い出す時間。

この時点で、

「もうここまで来たら、あとはやるだけ」

という気持ちに切り替えていました。

試験中は、ただ集中するのみ

余計なことは考えません。

落ち着いて、冷静に。

焦らず、問題にだけ集中することを意識しました。

リスニング音声が流れ始める前に問題文はできるだけ読んでおく。時間が無ければ、読める単語だけ拾い、何についての話かだけでも把握する。

21問以降は二回読まれるので、一回目ではなんとなく情景を思い浮かべる。内容が合っているものを選択する問題から解けそうであれば解く。

二回目で解像度を上げながら、全体を把握して中心の考え、意図を選択する問題を解く。

ここからは、完全に時間との勝負。

特に쓰기は、想像以上に緊張して

手が少し震えていたのを覚えています。

噂には聞いていましたが、

修正テープと当日配布されたペンの相性がとにかく悪い。

思うように修正できず、

書き直すたびに焦りが増していきました。

内容を練る余裕はほとんどなく、

とにかく原稿用紙を埋めるのに必死。

正直、何を書いたのかはあまり覚えていません。

もうこれは最後の읽기で取り返すしかない、、、

そう思って解き始めましたが、、

分かっていたはずなのに——

試験という場で慎重になりすぎてしまい、

읽기は時間が足りず、撃沈

「やってしまった…」

という感覚だけが残りました。

達成感や安堵感よりも

不安感の方がはるかに大きかったです。

前もって予約していた近くのマッサージ店へ行ったものの、

頭の中ではずっと試験のことを振り返ってしまい、

全くリラックスできませんでした。

その後、

「1人でお疲れ会をしよう」と思って入った居酒屋も、

気づけば1人反省会。

初めてのTOPIK挑戦は、

決してうまくいったとは言えない一日でした。

初TOPIK挑戦の結果は、、、

約1ヶ月後、結果発表。

きっといけたとしても5級だろうなと

半分諦めつつも、緊張しながら

自分の受験番号を打ち込んで確認。

結果は、、、、

Screenshot

236点で、なんとか6級合格。

正直、驚きました。

듣기は、たまたま当たった部分も多いはず

쓰기、思ったほど点数が伸びず읽기過去問の中でも一番低い点数

決して「自信を持って取れた点数」ではありません。

それでも、

あの一日を乗り越えた結果として

数字が返ってきたことは、素直に嬉しかったです。

この経験で得た、本当の収穫

当日の苦い経験は、

次に活かせる反省点として、確かに残りました。

でもそれ以上に、この1年間の過程そのものが、私にとって大きな財産になりました。

自分なりのやり方は、間違っていなかった

今の自分のレベルを客観的に知れた

学習との向き合い方に自信が持てた

そして何より、

TOPIKへの挑戦は、

自分の人生のいろいろな部分を見直すきっかけにもなりました。

韓国や韓国語について、

より深く考えるようになり、

コミュニケーションとは何か、

国語力の大切さについても改めて向き合うようになった。

次にいつTOPIKを受けるかは、正直分かりません。

でも、

「頭を整理する感覚で、またTOPIKに挑める」

そう実感できたことは、大きな収穫でした。

TOPIKは、

ただの語学試験ではなく、

自分と向き合う装置だったのかもしれません。

結果以上に、

その過程が残ったことを、

今は大切に思っています。

これから、韓国語をどう続けていくか

言語学習は、

誰かが見つけた目標やモチベーションをそのまま真似しても、

長くは続かないものだと思っています。

「この資格を取るため」

「この夢を叶えるため」

そう言い切れるものがあれば、きっと分かりやすい。

でも私は、

語学を使って叶えたい明確な目標があるわけでもなく、

誰かが熱を持って語る韓国トークに

どうしても同じ温度で共感できないこともありました。

だからこそ、

「なぜ自分は韓国語を学んでいるんだろう」

と、何度も立ち止まって考えてきました。

それでも、学習を続ける中で気づいたことがあります。

この表現は、どんな感情を含んでいるんだろう。

この言い回し、日本語にはない感覚だな。

なぜここでこの語尾を使うんだろう。

そんな本当に小さな疑問や発見が、

日々韓国語に触れる中で、必ずどこかに落ちている。

それだけで十分、面白い。

それだけで、もう少し続けてみようと思える。

大きな目標がなくても、

強いモチベーションがなくても、

言語は静かに、でも確実に積み重なっていく。

「まだ知らないことが、こんなにある」

そう思えること自体を喜びとして、

これからも自分なりの気づきを大切にしながら、

韓国語と向き合っていきたいと思います。

そして、その途中で見つけた小さな発見を、

また誰かと共有できたら——

それだけで、十分だと今は感じています。

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