― 短期対策を選ばなかった理由 ―
TOPIK対策について調べ始めると、
「3ヶ月集中で一気に仕上げる」
「特別な対策はせず、毎回力試し感覚で受けている」
そんな声をよく目にしました。
どちらもとても合理的だと思います。
実際、それで結果を出している人もたくさんいます。
ただ、私にはそのやり方があまりしっくりきませんでした。
ーなぜ短期集中を選ばなかったのかー
私がTOPIKを受けると決めた時、
明確な期限付きの目標があったわけではありません。
ただ一つ思ったのは、
「どうせ時間とお金をかけて挑戦するなら、一度ちゃんと準備してみたい」
ということでした。
短期間で詰め込んで、試験が終わったら忘れてしまう。
それよりも、
韓国語の文章構造を理解すること
日本語にはない表現の感覚に慣れること
「なぜこう書くのか」を自分なりに考えること
そういった部分を、試験勉強を通してじっくり味わってみたかったのです。
ー試験勉強=言語を深める時間ー
私はいわゆる「外国語が上達しやすいタイプ」ではありません。
沢山話すのが得意なわけでもない
短期記憶もあまり強くない
勉強を詰め込みすぎると、楽しさがなくなってしまう
だからこそ、
試験対策そのものを楽しめる形にしたいと思いました。
TOPIK対策を
「合格のためだけの作業」にするのではなく、
韓国語や韓国社会について理解を深める
更に自分を見つめ直す“きっかけ”として捉える。
そのため、私の場合は比較的長めのスケジュールを組むことにしました。
ー全体のスケジュール
ここでは全体像をざっくりまとめておきます。
前半:基礎と傾向把握
過去問に触れて問題の性質を知る 읽기・듣기で頻出する語彙や表現を整理 「解ける/解けない」よりも「なぜそうなるか」を重視
中盤:対策を意識した学習
問題パターンに慣れる 쓰기対策を本格的に開始 自分の考えを韓国語で書く練習
後半:試験を想定した調整
時間配分の確認 本番形式での練習 新しいことを詰め込むより、理解の整理
全体を通して意識していたのは、
「焦らないこと」「無理にペースを上げないこと」でした。
このスケジュールで良かったと思うこと
結果的に、この進め方は自分にとても合っていました。
試験勉強ではありましたが、
韓国語の文章が前より自然に読めるようになった
曖昧だった表現の違いが少しずつ見えてきた
「勉強している時間そのもの」が苦ではなくなった
そんな変化を感じられたからです。
TOPIKはあくまで一つの試験ですが、
そこに向かう過程で得られるものは、点数だけではありませんでした。
試験勉強でも「言語を深める感覚」を大切にしたい方の
参考になれば嬉しいです。


